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ごま

ごまは約5000年もの歴史をもっていると言われ、発祥は熱帯アフリカのサバンナ地帯と言われています。
古くから食用とされ、中国西域・シルクロードを経由してきたごまが、日本でも古くから栽培されていたようです。


一年草の草木で、種子を蒔いてから30日程度で実をつけます。

一般的に食用として消費されているごまには白ごま黒ごま金ごまがありますが、色の違いは加工によるものではなく、品種の違いによるものです。もともと種子の色が違うためですが、栄養的にはほとんど差がありません。

ごまは加工の仕方によって、次の様な製品になります。
洗いごま・・・生のごまを水洗いして乾燥したもの
炒りごま・・・焙煎した(炒った)もの
すりごま・・・焙煎したごまを粉砕したもの
皮むきごま ・・・白ごまの皮をむいて、水洗いし、乾燥したもの
ねりごま・・・焙煎したごまを擂り潰してペースト状にしたもの

ごまの小さな粒には、脂質・タンパク質・糖質・ビタミン・ミネラル・食物繊維など、からだに必要な栄養素がぎっしり詰まっています。

ごまのタンパク質には必須アミノ酸(人間の体内で作りだすことができないアミノ酸)がバランスよく含まれているので、しなやかな血管を保つ働きがあります。

カルシウムや鉄、リン、マグネシウム、亜鉛などのミネラルは、肌につやを与え白髪の予防にも役立ちます。

ビタミンB1は疲労回復に、B2は疲れ目などに効果があるので、一日中パソコンなど目を酷使している人には効果的です。

またごまに含まれる“セサミン”は、腸で体内に吸収され、血液にのって肝臓まで運ばれます。そして肝臓にある多量の活性酸素を撃退し、肝機能をアップします。
肝臓が弱ると、疲れやすくなり、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病など、いろいろな病気にかかりやすくなりますが、肝機能をアップしてくれることで、これらの症状を予防緩和し、老化防止にも効果を発揮します。

ごまは外皮が固く、そのままではからだの中を素通りしていくだけで、栄養も効能もうまく生かせません。ですから食べる時にはすりつぶすなどして、消化しやすい形にして、ごまの栄養をしっかり取り込むようにしましょう。

料理をするときに、ごまを「あたる」という言葉がでてきます。これはすり合わせることで、すり鉢とすりこ木を使ってごまをすり合わせることを言います。
また「あたりごま」というときには、練りごまを指します。

「ひねりごま」は、炒りたてのごまを親指と人差し指でひねりつぶしながら、料理の香りづけなどに少量ふること。
「切りごま」は、炒りたてのごまを粗く刻んで香りを出したもののことです。


健康作りに役立つ栄養素をたくさんもっているごまですが、近年、子供を中心にごまアレルギーが増えてきているようです。加工食品の中に使われていることも多いので、アレルギー体質の人は注意しましょう。